Appleが、開発者向けにiOS 13.3、iPad OS 13.3、watchOS 6.1.1のデベロッパーベータ版を本日よりリリースしています。
アップデートの内容は、バグ修正と機能改善。
新機能としては、スクリーンタイムに通信/通話制限が導入されています。
これは、電話やメッセージアプリの通信制限を行える機能です。
iPhoneを使いすぎている場合に自制する他、保護者や教育者が子供のネット利用を制限するのに使える機能とされています。
その他にも微調整が加えられていますが、重要なのはそこでは無くてバグ修正でしょうね。
ほんとに。切実です。
先日、iOS 13.2が正式リリースされましたが、正式リリース版にも関わらず相変わらずバグが多く残っていて、使っているアプリなど環境によっては正常に使えないこともあります。
iOSとiPad OSが分かれたことで、iPad OSでは大丈夫だったのにiOSではバグるというケースもあったりして、開発者が足りていないんじゃないのか?という声もあります。
実際に、ここ最近のiOS、iPad OS、macOSは不具合が多い気がします。
これからは、今まで以上にメジャーアップデート版への警戒を強めることが必要になりそうです。
メジャーアップデートがリリースされて1年後、次のメジャーアップデート版がリリースされてからやっと1世代前のOSにアップデートするくらいのペースでも十分でしょう。
ダークモードにつられてうっかりiOS 13にアップデートしてしまった人、元からiOS 13がプリインストールされているiPhoneの人については、今後のアップデートと一蓮托生なわけで、1つでも多くのバグ修正を求めて最新バージョンに喰らいついていくいくしかありませんけどね・・・。
スクリーンタイムの通信/通話制限で制限できるのは、電話、FaceTime、メッセージ、iCloudの連絡先のみ。
サードパーティのメッセージアプリなどは制限できません。
というわけで、制限の意味はそんなにないですね。