2019年モデルの16インチMacBook Proより、キーボードが問題の多かったバタフライ構造からシザー構造に回帰しました。
今後登場する13インチMacBook Proなども、同様にシザー構造のキーボードが順次採用されていくとみられています。
現在、バタフライ構造のキーボードを搭載するMacBook、MacBook Air、MacBook Proを使用していて、時期を見てシザー構造キーボード搭載モデルに買い換えようと考えている方は、古いモデルを手放す前にキーボードを無償修理してからヤフオクやメルカリに出すという手があります。
Appleが実施しているキーボード無償修理プログラムでは、バタフライ構造のキーボードを搭載するMacBook、MacBook Air、MacBook Pro前モデルが対象となります。
修理手続きを行うとキーボードの検査が行われ、キー単体交換またはキーボードユニット全体交換が行われます。もちろん修理費用は無料。
- 文字が勝手に反復入力される
- 文字が表示されない
- 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない
- キーを押した時の反応が一定しない
といった症状が発生している場合は、ジャンクとして出すんじゃなくて、面倒がらず必ず無償修理してから売りに出すようにしましょう。
特にキーボードの動作に問題がない場合でも、中古で売るときには、無償修理プログラムがあることを説明文に明記するだけで購入者に安心感を与えることができるので、ヤフオクなら落札価格が少しアップ!?するかもしれませんね。
キーボード無償修理プログラムの対象モデル
- MacBook (Retina, 12- inch, Early 2015)
- MacBook (Retina, 12 -inch, Early 2016)
- MacBook (Retina, 12- inch, 2017)
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
- MacBook Pro (13 -inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13- inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)
- MacBook Pro (13- inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13- inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15- inch, 2016)
- MacBook Pro (15- inch, 2017)
- MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15- inch, 2018)
- MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15- inch, 2019)
この無償修理プログラムは、対象となるモデルの発売日から 4 年間適用されます。
キーボードが使えないジャンク品として出されている中古を購入して、無償修理プログラムで直して使う(もしくは、それを売って利ざやを稼ぐ)という方法もありますが、バッテリーなどが劣化していることも考えられるので、あまりオススメはできません。