ノートPCのショボいGPUを補う為に、外付けでデスクトップ用パワフルなGPUを取り付けることができるeGPU。
外付けGPUボックスをThunderbolt 3ケーブルで接続するだけで、動画編集、グラフィック、VR、ゲームなどGPUパワーが必要な処理で恩恵を受けられるというものです。外付けGPUボックスの中には、電源と基板と冷却ファンがあり、お好みのGPUを基板のスロットに差し込んで使うことができます。
Macの場合、Thunderbolt 3を搭載するモデルで、OSがmacOS High Sierra 10.13.4以降のバージョンであればeGPUが使えます。
というわけで、今回は、GPUがショボいMacBook Air(2018モデル)用の外付けGPUボックスを購入しました。
予算は5万円くらいで、できるだけ安い方が良いけどそれなりに定番のメーカー品が良い、GPUはRadeon RX580でという条件で探しました。
外付けGPUボックスのメーカーでは、OWC、Sonnet、Akitio、Razerが有名。
その中から、SonnetとRazerの製品に絞り込みました。
Razerからは「Core X」と「Core X Chroma」という製品が出ています。
「Core X Chroma」のみ、背面にUSBポートが4つあります。
USB-Cポートが2つしかない「MacBook Air」の場合、この拡張ポートはかなり魅力的。
しかし、ビックカメラやツクモをチェックした所、この「Core X Chroma」は取り扱いが終了していて、Amazonでも1ヶ月〜2ヶ月待ちという状態。
そこで、USBポートの無い「Core X」とSonnetの「eGFX Breakaway Box 550」で悩むことに。
- Core X:USB-PD 100W
- eGFX Breakaway Box 550:USB-PD 87W
スペックにそんなに差は無いし、価格も同じくらい。
ブランドはRazerの方が売れているけど、Mac向けにはSonnet eGFXの方が定番っぽい。
色々迷った結果、「eGFX Breakaway Box 550」にしました。
見た目はミニPCケースみたいな感じ。
背面にはThunderbolt 3ポートがあります。
こことMacを接続することで、Macへ充電しながらグラフィックの処理を請け負います。
グラフィックカードのHDMIやDVI、DP出力端子に接続して外部モニターに映像出力もできます。
基板は「Core X」の方が洗練されてると思ったけど、「eGFX」もそんなに違わないですね。
三叉コンセント。
変換プラグは付属しないので注意。
電源やファンは汎用品。
なので故障しても、自分で交換すればいい感じ。
ケースの左右はメッシュ状になっていますが、ファンの音はそんなにしません。
右側は排気ファンになるので、熱風が出ます。
付属のThunderbolt 3ケーブルは60cmくらい。
ちょっと短めになります。
高いからねThunderbolt 3ケーブルは。
こういう時、ポートが左にしかない「MacBook Air」は困る。
夏場は暑そうですね。
次は設定を行います。