M1チップ搭載のMacBook Air / ProじゃあGPUの性能が全然足りねえ!という人に朗報。
持ち運んで使えるSonnetのポータブルeGPU「eGPU Breakaway Puck」に、新しくRadeon RX 5500 XTとRX 5700搭載モデルが登場しました。
Intel MacのThunderbolt 3ポートに接続することで、外部GPUとしてRX 5500 XTやRX 5700が使えるデバイス。コンパクトな本体でモバイル用途や出先での作業にも使えます。
価格はRX 5500 XTモデルが599.99ドル、RX 5700モデルが899.99ドル。
本体はバッグに入る大きさ。
MacBook AirやMacBook Proと持ち運ぶことができ、移動先でも自宅と変わらない作業環境を構築することができます。
RX 560搭載モデルは国内のApple Storeでも取り扱いがありましたが、M1 Macの登場によりeGPUを取り巻く状況は激変したこともあって、このまま消えるかな?と思っていたら、まさかのパワーアップして再登場!
このスペックなら、しばらくの間はAppleシリコンMacでは到底太刀打ちできないグラフィック処理能力ということで、存在価値は十分あります。
そこまでのグラフィック処理能力を必要とする作業を出先で行う人がどれだけ居るか?と考えると、めちゃめちゃコアなニーズしかないと思いますが、AppleシリコンMacのグラフィック能力が飛躍的に向上しない限りは、Intel Mac + eGPUのニーズは今後も一定数残るでしょう。
通常のeGPUボックスのようにグラフィックボードの出力端子は使えませんが、その代わり「eGPU Breakaway Puck」には、以下の入出力ポートが搭載されています。
- Thunderbolt 3ポート x 2
- HDMI 2.0ポート
- Displayポート
- USB 3.2ポート x 2
Tunderbolt 3ポートでIntel Macと接続して、eGPUと60Wの同時充電。もう1つのThunderbolt 3ポートで最大6K@60Hzモニター出力。DisplayポートとHDMI 2.0ポートで、最大4K@60Hzモニター出力をすることで、マルチモニター環境にも対応しています。
- Source Sonnet