少し前に発生した、カメラアプリの「FiLMiC Pro」で音声が一切録音できなくなった現象について、なんとか無事解消されたのでお伝えします。
今後、各種iOS向けのカメラアプリで同様の症状が発生した場合は、同じ方法で解消されるかもしれません。参考にしてくださいね。
というわけで、まずはこの不具合についてご紹介します。
この不具合は、9月半ばに「FiLMiC Pro」のバージョンアップを期に発生しました。外部マイク、内蔵マイクを問わず音声が一切入らなくなるというカメラアプリとしては最悪な不具合で、アプリを最新バージョンにアップデートしても、iOSを14にアップデートしても一切改善されなかったので、しばらくの間はiOS標準アプリで動画撮影を行っていました。
最近になってこの問題を指摘するApp Storeのレビューに対して、デベロッパーから回答がついていたので、それを参考にして再び復旧を試してみることにしたわけです。
App Storeについた音声の不具合に関するレビューとデベロッパーからの回答がこちら↓
デベロッパーによると、アプリ側に問題はなくお前の使っているマイクのマイクゲインが0になっているだろうからちゃんと直せということでした。
しかし、この不具合はiPhoneの内蔵マイクでも発生しとるっちゅーねん。しかも、「FiLMiC Pro」にマイクゲインの調節するスライダーなんか無いしね。
でも、このトンチンカンな回答がちょっとしたヒントになりました。
そうだ、こんなアプリはもう再インストールしよう!
忌まわしき「FiLMiC Pro」を削除して、再び「FiLMiC Pro」をインストールします。
プロファイル設定は消えてしまうけど、リセットする目的だから仕方ない。
再インストールで再び、カメラやオーディオの許可を行います。
すると・・・ちゃんと音声が入るようになりました!
どうやらアプリをアップデートするタイミングでオーディオの許可が取り消された(そんな事あるのか?)のかもしれません。「FiLMiC Pro」はバグが多く頻繁にアップデートがリリースされるカメラアプリですが、あまり重要な機能が追加されることはもう無さそうなので、律儀に毎回アップデートする必要は無いですね。
頻繁なアップデートは、逆に今回のようにトラブルの元になることもあります。
もしカメラアプリで音声が録音できなくなったときは、最終手段として再インストールを試してみてください。