iPhone 12とiPhone 12 miniのバッテリー容量が明らかになりました。
新型iPhoneのバッテリー容量やRAMの量については、いつもは中国の認証機関のWebサイトからの情報で明らかになりますが、今回はブラジルの認証機関のPDFからの情報です。
掲載されている内容によると、iPhone 12 miniのバッテリー容量は2227mAh、iPhone 12が2815mAh。iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxはバッテリー容量が記載されていないため不明。
iPhone 12 miniのバッテリー容量はiPhone SE 2よりもかなり多くなりますが、iPhone 12のバッテリー容量は、iPhone 11からやや少なくなっています。
iPhone 12 miniより一回り小さいiPhone SE 2のバッテリー容量は、iPhone 8から変わらず1821mAh。iPhone 12 miniには、それよりも406mAh大きい容量のバッテリーパックが搭載されています。
- iPhone 12 mini：2227mA
- iPhone SE 2：1821mAh
大きなバッテリー容量なのに、本体の重さを比べるとiPhone 12 miniの方が15gも軽い。
- iPhone 12 mini：133g
- iPhone SE 2：148g
バッテリー容量が大きいのに本体は軽いっていう、もはや完全な上位互換モデル。iPhone 12 miniの登場によって、iPhone SEの強みは低価格と指紋認証だけになってしまいました。
iPhone 12の方は、iPhone 11から295mAh少なくなっています。
- iPhone 12：2815mAh
- iPhone 11：3110mAh
- iPhone XR：2942mAh
XRよりも少ないバッテリー容量です。
それでもバッテリー駆動時間は、iPhone 11よりわずかに長くなっています。
- iPhone 12：ビデオ再生17時間 / ストリーミング再生11時間
- iPhone 11：ビデオ再生17時間 / ストリーミング再生10時間
バッテリー容量が少なくなったのに駆動時間は伸びている。これは、7nm→5nmプロセスになったA14 Bionicチップの省電力性能によるものでしょう。
バッテリー容量を減らしたことは、軽量化に直接結びつきます。
iPhone 11から32gも軽量化されました。
- iPhone 12：162g
- iPhone 11：194g
また、本体も薄型になりました。
- iPhone 12：7.4mm
- iPhone 11：8.3mm
12 Proと12 Pro Maxのバッテリー容量については、どうでしょうか？
本体サイズはどちらも11 Pro / 11 Pro Maxから一回り大きくなっていますが、本体の重さはほぼ同じままです。
- iPhone 12 Pro：187g
- iPhone 11 Pro：188g
- iPhone 12 Pro Max：226g
- iPhone 11 Pro Max：226g
本体の厚みは、11 Pro / 11 Pro Maxよりやや薄くなっています。
- iPhone 12 Pro：7.4mm
- iPhone 11 Pro：8.1mm
- iPhone 12 Pro Max：7.4mm
- iPhone 11 Pro Max：8.1mm
バッテリー駆動時間はほぼ同じですが、11 Proから12 Proになって1時間短くなっています。
- iPhone 12 Pro：ビデオ再生17時間 / ストリーミング再生11時間
- iPhone 11 Pro：ビデオ再生18時間 / ストリーミング再生11時間
- iPhone 12 Pro Max：ビデオ再生20時間 / ストリーミング再生12時間
- iPhone 11 Pro Max：ビデオ再生20時間 / ストリーミング再生12時間
本体もディスプレイも大きくなっている、フラットエッジになって本体はやや薄くなった、なのに重さは変わらない。ということで、バッテリー容量はわずかに少なくなっていると予想できます。バッテリーパックを薄く小さくした分の重さは、ディスプレイや本体の大きくなった分、LiDARスキャナーのパーツ分で相殺されているのでしょう。
- Source Tecnoblog
