Apple Carについてのニュースが2つ伝えられています。
1つは、Apple Carの開発者として、ポルシェでシャーシ(自動車の骨組み)の設計をしていたエンジニアを引き抜いたという話。もう1つは、Apple Carの製造に関して韓国の自動車メーカーKIAと契約するという話。
ちょっと意外なニュースですが、まずはポルシェのエンジニア引き抜きのニュースから。
ポルシェのエンジニアがApple Carの開発に加わる
Apple Carの開発者としてポルシェから引き抜かれたのは、長年ポルシェでシャーシの開発責任者だった人物。
ポルシェの親会社であるフォルクスワーゲングループでは、最高のエンジニアの1人として有名だったということです。
ポルシェにはEVカーの「Taycan」がありますが、今回引き抜かれたエンジニアはこちらの開発にも携わっていたということで、EVカーならではのシャーシの設計にも長けていると考えられます。
Apple Carはポルシェとは違って大衆車として登場するでしょうが、同じエンジニアが開発したシャーシというのは大きなアドバンテージになるでしょう。
製造は韓国ヒュンダイKIAの工場で行う
少し前にヒュンダイと交渉しているという報道がありましたが、それが上手く行ったようです。
KIAは韓国の自動車メーカーで、ヒュンダイグループ傘下。日本人にはあまり馴染みはありませんが、欧米ではそこそこ名前が売れています。
AppleはApple Carの製造に関して、多くの自動車メーカーと交渉を行っていたと伝えられていますが、なぜKIAを選んだのか??という謎がありますが、KIAの提示した条件が良かったのでしょう。
ポルシェのエンジニアが設計に携わり、韓国KIAが製造するApple Car。
ブランドイメージはプラマイゼロといったところでしょうか。
Apple CarはただのEVカーじゃない
Apple Carは単にEVカーというだけではなく、自立型のEVカーになると言われています。要するに自動運転ができるEVカーということですね。
生産開始は2024年以降になる見通しとなっていて、実際に登場するのは2025年より後ということになりますが、本当にあと数年で、自動運転の自立型EVカーが市販されるようになるのでしょうか?
なんだか信じられないですね。
ちょっと思ったのが、自動運転になったらみんなゴールド免許になるのかな?という疑問。
やっぱりそこは法改正して、自動運転でもスマホを見たらアウト!とかやってくるのか。
- Source Business Insider
- Source CNBC