USB-CよりLightningの方が耐久性が高い?似て非なる2種類の充電ポート

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今や、スマートフォンをはじめ、ほぼ全てのガジェット類に搭載されているUSB-C

iPhoneやAirPodsなどのApple製品では、今でもLightnigが採用されていて、ユーザーからは汎用性の高いUSB-Cへの移行が熱望されていますが、ポートやコネクタの耐久性に関しては、USB-CよりLightningの方が優れているという見方もあります。

海外フォーラムRedditのスレッド「iPad ProのUSB-Cポートがぶっ壊れたぜ!」によると、2018年モデルと2020年モデルのiPad Pro 2台で、USB-Cポートの損傷が発生したという人が登場し、USB-Cポートの修理は保証外の扱いとなり、修理費として549ドルかかると言われたと伝えています。

Lightningを搭載しているiPhoneでは、このような損傷例はあまり聞きませんが、USB-Cを搭載しているiPad Proでは、それなりに発生しているようです。

とういうことは、USB-CよりもLightningの方が耐久性があるのでしょうか?

まずは、両者の構造をチェックしてみましょう。

Lightningポートの構造(iPhone)

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iPhoneユーザーには見慣れたLightningポート。

ポートの内部は凹状で、上下に端子が並んでいます。

コネクタが凸状なので、それに合う形になっています。

USB-Cポートの構造(MacBook Air)

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USB-Cポートは、端子が真ん中にあります。

ポートが凸状で、コネクタが凹状。Lightningとは真逆の構造になっています。

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ポートの端子をよく見ると、Lightningコネクタの端子とよく似ていますが、Lightningほど厚みは無く薄くて頼りないです。

ちょっとひねると、ポキ!っとすぐ折れそうですね。

LightningとUSB-C コネクタの構造

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ケーブルのコネクタ部分も全く違います。

USB-Cは凹状で端子は中にありますが、Lightingは凸状で端子はむき出し。

ポートとコネクタの構造が真逆なんですね。

この構造の違いが、耐久性の差に繋がっているというのは確かにありそう。

USB-CよりLightningの方が耐久性がある

日常的に抜き差しを繰り返す場合、ラフに扱ってしまいコネクタを斜めに差し込んでしまうというケースも稀にあります。そんな時にダメージを受けやすいのは、ポートの部分に凸状の薄いペラペラの端子があるUSB-Cの方でしょう。

さらに、端子が折れた場合はどうでしょうか?

Lightningコネクタであれば、ケーブルを交換するだけで済む可能性が高く、例え、ポートにコネクタが残っても、工具で簡単に引き抜けるでしょう。しかし、USB-Cコネクタの場合は本体側に端子があるので、これが折れてしまうとかなり厄介なことになります。

本体を分解してコネクタモジュールの交換、モジュールで交換出来ない場合はマザーボード(ロジックボード)全交換になってしまうことから、損傷時のリスクはUSB-Cの方が圧倒的に高くなります。

そういう面を考えると、Lightningも悪くないなと感じてくるから不思議。iPhoneやAirPodsはバッテリー容量が少なく充電の為にケーブルを頻繁に抜き差しするので、耐久性の優れたLightningを採用するというのは理にかなっています。

Appleが、iPhoneをUSB-Cへ移行しない理由は、単にLightningコネクタのMFi認証のライセンス料の莫大な収益があるからで、コネクタの耐久性などはあまり考慮されていないでしょうけど、iPhoneユーザーにとっては、USB-Cの汎用性Lightningの耐久性のどちらを重視するかで意見が分かれそうですね。

iPad ProのUSB-Cポートの耐用年数

USB-Cポートの寿命についてですが、使用頻度によるので一概には言えませんが、2018年モデルのiPad Proでは、USB-Cで充電できなくなったという報告が複数あるので、4年〜5年で何らかの異常が発生する可能性があるようです。

Ipadpro magickeyboard

iPad ProのUSB-Cポートで充電できなくなった場合は、まずケーブルを替えてみる。それでもダメなら、Magic Keyboardを使ったパススルー充電で凌ぐといった対策法があります。

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ahamo