手持ちのガジェット類が増えてきて、電車移動や徒歩だと荷物が重く感じるようになり、軽量化を考えました。1つ1つは200g程度でも、その数が増えるとなかなか重くなるものです。
モバイルバッテリーやUSB充電器、iPad mini 6とiPhone 12 miniは必需品なので持ち運ぶとして、動画撮影兼モバイルバッテリーとして使うスマホ用ジンバルはやや重く、観光地じゃない街中だと目立ってしまうので使いづらさもあって、シンプルにミニ三脚に切り替えました。
ミニ三脚ですら重い!?
GoPro HERO 10をミニ三脚やショルダーマウントすれば、あまり目立たず自然に撮影できるし、iPhoneのカメラアプリの「FiLMiCPro」の手ブレ補正機能強化により、手持ちでもそこそこスムーズに撮影できるようになったので、そこまでこだわる撮影じゃなければサクッとミニ三脚でやるのがいいという結論になったのですが、そうなると今度はミニ三脚の重さがやたら気になってきました。
ミニ三脚として使っているのは、Manfrottoの「PIXI」というモデル。
Shureの「MV88+」というマイクセットに付属していたもので、作りはいいのですが、手に持った時に若干の重さを感じます。カタログ値は190gとなっていたので、これよりさらに軽いミニ三脚を購入してみました。
軽いミニ三脚が欲しい!
新しく購入したのはUlanziの「MT-08」。
100g以下のミニ三脚です。
三脚の高さはManfrottoのPIXIとほぼ同じ。
軽量化のためチープ感はありますが、可動部にはアルミパーツが採用されていて品質はまずまず。
さらに延長してミニ自撮り棒としても使える。
それでいて、めちゃ軽い!
手に持った瞬間に軽さを実感できるレベル。
Manfrotto PIXIは194g。
いわばまさにiPhone 11と同じ重さであります。
それじゃあ、Ulanziのミニ三脚の重さは?
おお!92g。
100g以下という軽さ。
102gの軽量化ができました!
スマホ用ジンバルとして使っているDJI Osmo Mobile 3の重さは405gなので、こちらのミニ三脚に切り替えることで、合計で約500gの軽量化になります。
500gはどのくらいの重さかというと、10.2インチ iPad 9と同じくらい。
iPad 1枚分軽くなったというのは、徒歩だとかなり大きなアドバンテージになります。
手持ちモードだと、手にすっぽり収まるコンパクトさ。
GoPro用の軽量延長ポールと組み合わせれば、軽量コンパクトでありながらそこそこ高さのある三脚にも変身。
ただし、安定感はあんまり無い!
三脚の脚が短いのでグラグラします。
頭でっかちになるiPhoneはマウントしない方が良さげ。
三脚穴をGoProマウントに変換すれば、GoPro HEROもマウントできます。
実売で2,000円前後と安価なミニ三脚。
ややチープですが、スマホやGoProの重さなら十分使えます。
軽量化という目的にはピッタリでした。
ちなみに、Manfrottoからはこれよりさらにミニな三脚が出ていまして、机に置いて使うミニ三脚としてはおそらく世界最小。サイズはSとLがあり、重さはSサイズで30gという軽量さでありながら耐荷重は1.5kg。ジンバルまたは延長ポールと組み合わせて使えば実用でもいけそうだし、これにするか〜?と一瞬迷いました。
というわけで、一見チープな中華メーカーのミニ三脚ですが、うまく組み合わせて撮影シーンを選べば、もはやジンバルは必要ないかも?レベルで使い物になることが分かりました。
これで、もうちょっとデザインやカラーリングが可愛くなれば、女性ユーザーにも訴求力を見いだせるんじゃないかな。小さくて軽いし。