
契約したスマホの料金プランで、データ通信量を節約したい時。段階制料金プランの楽天モバイルを経済的に使いたい時などに使えるのが、データ通信量の制限です。
残念ながら、iOS / iPadOSでは設定によるデータ通信量の制限には対応していません。
この辺りが「iOSは、かゆいところに手が届かない」と言われる所以ですが、その代わりに、データ通信量を表示するウィジェットで対応できます。
古典的な方法かつ半手動になりますが、相当なうっかり屋さんでも無い限りは、この方法でも十分対応することができます。
試しに、2つのアプリを入れてみました。
ウィジェットでデータ通信量を表示する
ウィジェットとして使うだけということで、無料で使えてシンプルなアプリとして「スマホチェック」と「ギガ残量」を見つけたので、両方使ってみることに。ウィジェットに表示するのは1つだけで十分なので、最終的にはどちらかに絞って使うつもり。
- App Storeスマホ チェック ウィジェット
- App Storeギガ残量

スマホチェックは、iPhone本体の状態(メモリの空き容量、ストレージの空き容量、ネットワーク使用量、発熱状況)をチェックできるアプリ。

ネットワークの設定から1ヶ月の通信量を設定しておけば、今月は残りどれくらい使えるか?をウィジェットで表示できます。

ウィジェットの追加は、ホーム画面の一番左までスワイプするか、ホーム画面の何もない部分を長押しタップします。
ウィジェットのデザインはお好みで。
続いて「ギガ残量」のセットアップですが、こちらも同様に1ヶ月の通信量を設定していきます。

こちらはデータ残量の繰越しにも対応しているので、UQ mobileやmineoなどでも使えそう。

こんな感じでウィジェットが表示されます。
「スマホチェック」は本体の状態まで表示され、「ギガ残量」はデータ残量だけをシンプルに大きく表示してくれます。

データ通信量は表示されるようになったけど、カウントは正確なのか?
ちょっと、チェックしてみましょう。
ウィジェットでは、おおよそ残り2.6GBという表示。

公式では2.62GBとなっています。
ウィジェットと公式のカウントでは、200MBほどの誤差があるようです。これは通信会社によっても異なるそうなので、誤差を見越して設定するといいでしょう。
例えば、楽天モバイルで1GB以下で使いたい時には、マージンをとって800MBに設定しておきます。
うっかり忘れやすい人は、ホーム画面の最初のページにウィジェットを追加しておくとさらに安心です。
というわけで、iOSにデータ通信制限設定が追加されるその日までは、ウィジェットを使いましょう!という話でした。