iPhone SE 3のベンチマーク結果、iPhone 13と同等もマルチコアで少し差

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IPhoneSE3 benchmark 01

iPhone SE 3のベンチマークスコアが公開されました。

iPhone SE 3のチップはApple A15 Bionicで、搭載されているRAMは4GB。条件としてはiPhone 13と同じです。

Geekbench 5を使ったCPUベンチマークの結果によると、シングルコア動作時にはiPhone 13とほぼ同じスコアを叩き出していて、iPhone 13と変わらないパフォーマンスであることが分かりますが、マルチコア動作時には、パフォーマンスがやや下回る結果になっています。

ベンチマークスコア

IPhoneSE3 benchmark 02

iPhone SE 3

  • シングルコア:1695
  • マルチコア:4021

iPhone 13

  • シングルコア:1672
  • マルチコア:4482

Apple A15 Bionicチップのクロック周波数は、どちらも同じ3.24GHzで表記されていますが、マルチコアの結果には400前後の差があります。これは、iPhone SE 2でみられたような、発熱やバッテリー駆動時間のために意図的にクロック周波数を落とすという手段が用いられている可能性があります。

iPhone SE 2

  • シングルコア:1312
  • マルチコア:2820

iPhone 11

  • シングルコア:1311
  • マルチコア:3061

正直、このスコアの違いで体感できるほどの差はないので、ネガティブ要素にはならないでしょう。むしろ、バッテリー駆動時間の延長にメリットを感じます。ただ、小型モデルなので夏場の熱暴走は覚悟しておいた方がいいでしょう。

過去、iPhone SE 2、iPhone 12 miniの両方で夏場に熱暴走の経験があります。これは構造上仕方のないことなので、風を当てたり日陰で使うなど工夫した使い方をしてあげる必要があります。

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