iPhoneの入出力ポートがLightningからUSB-Cへ移行するのは、2023年9月に登場するiPhone 15からになるだろうと、アナリストのMing-Chi Kuoさんが伝えています。
今回の情報の通りなら、今年9月に登場予定のiPhone 14シリーズは、Lightningポートを搭載することになり、来年の9月に登場するiPhone 15シリーズでやっとUSB-Cポートを搭載することになります。
iPadでは、2018年に登場したiPad ProよりUSB-Cへの移行が進んでいて、現行のiPadシリーズでLightningポートを搭載しているのは、10.2インチiPadのみとなっています。Macは早くよりUSB-C / Thunderboltポートの搭載が進み、今では全モデルがUSB-C / Thunderboltポートを搭載しています。
未だにLightningからUSB-Cへの移行が一切行われていないのは、iPhoneだけ。
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— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) May 11, 2022
My latest survey indicates that 2H23 new iPhone will abandon Lightning port and switch to USB-C port. USB-C could improve iPhone's transfer and charging speed in hardware designs, but the final spec details still depend on iOS support.
iPhoneにUSB-Cポートが搭載されると、iPadのようにポータブルSSDやUSB-Cハブなどの周辺機器を接続できるようになり、利便性が向上します。iOSがどれだけUSB-C接続の周辺機器をサポートするかに左右されますが、iPadOSと同等であれば、数多くのUSB-C周辺機器の接続に期待できるでしょう。
充電やファイル転送にUSB-Cケーブルをそのまま使えるので、Lighrtningケーブルを用意する必要もなくなります。
また、iPhoneにUSB-Cポートが搭載されることにより、USB-CケーブルやUSB-Cハブといった周辺機器の需要が一時的に高まることが予想されます。