VRヘッドセットの「Meta Quest 2(Oculus Quest 2)」で指摘されていたVRヘッドセットとFacebookアカウント紐付けの仕様についての変更が加えられ、Facebookアカウントが必須ではなくなりました。
2022年8月から提供されるMetaアカウントを使ってVRヘッドセットにログインできるようになり、Facebookアカウントでログインしなくても、Meta Quest 2などのVRヘッドセットを使用できるようになります。
VRヘッドセットとFacebookアカウントの紐付けの問題は、2020年10月にOculus Quest 2が発売されてすぐさま話題になった仕様です。VRヘッドセットをセットアップするためにはFacebookアカウントでログインする必要があったので、実名で登録しているFacebookからVRヘッドセットの恥ずかしい再生履歴が明るみになってしまうという懸念が指摘されました。
実際には、Oculus Quest 2で使うアカウント名をFacebookとは別名にすることや、Facebookのプライバシー設定で「Oculusアクティビティが表示される相手」「Facebookでの名前をOculusで表示する相手」などの設定を自分のみに変更すれば、さほど影響はありませんでしたが、ネガティブなイメージが先行してしまったので、同一アカウントを使ってログインしている限り、VRヘッドセットの利用状態や閲覧情報が紐付けられているという意識が常にあり、「なんかやだなーこわいなー」と感じる人も多かったようです。
今回のMetaアカウントの導入により、この問題も解消されることになります。
Metaアカウントとは?
- メタバース向けのアカウント
- Facebookのようなソーシャルプロファイルではない
- Metaアカウントには、電子メール、電話番号、生年月日、支払い情報が保存される
- FacebookやInstagramアカウントと紐つけることもできる
- 異なるMeta Questにあるアプリを共有できる
- Source Introducing Meta Accounts
VRヘッドセットは気になるけど、Facebookアカウントの問題がちょっと嫌なので様子見していたという人も、8月になったらMetaアカウントを作ればログインできるようになるので、Meta Quest 2を購入してみてもいいかも。
- 128GBモデル:37,180円
- 256GBモデル:49,280円
一体型のVRヘッドセット、昔のモデルよりは解像度がちょっとアップしているので映像もそれなりに綺麗だそうですが、8月になる前に価格改定されないかな?という心配が少しあります。