Googleが12月7日に発表した高性能AIモデル「Gemini」は、Google 検索、広告、Chrome、対話式AI Bard などの Google の主要な製品やサービスに導入される予定となっています。
その中には、高性能AIを搭載する最初のスマートフォンとなる「Google Pixel 8 Pro」もあり、2024年はスマートフォンへのAIの実装が進むとみられますが、AppleのAIについてはどうなるでしょうか?
アナリストのMing-Chi Kuoさんの最新レポートでは、2024年の秋に登場する「iPhone 16」は全てのモデルでマイクが大幅にアップグレードされるとあり、噂されている「iOS 18」で搭載されるというAIでアップグレードされたSiriの登場を予感させます。
- iPhone 16の全モデルでマイクの仕様が大幅にアップグレードされる
- マイクのアップグレードは、Siriの音声認識をさらに向上させるため
- マイク部分の防水性能の向上もある
Appleが開発しているというAIは未知数なため、GoolgeやMicrosoftと比べて期待値は高くありませんが、マイクユニットのアップグレードは動画撮影やボイスメモなどにも有利となるので、そういう用途でも「iPhone 16」は注目のモデルとなりそうです。
また、iPhone以外のスマートフォンでも、AIの実装に向けて、従来よりも高性能なマイクが搭載されていくだろうと予想されています。
- Source 郭明錤 (Ming-Chi Kuo)
- Source Google Japan Blog