Appleが、Vision Proを取り扱うスタッフの求人を日本、中国、オーストラリアで新たに行っており、これらの国でVision Proの発売が近く行われるとの見方が強まっています。
Appleの採用情報のページに「Briefing Experience Specialist, Apple Vision Pro」という項目で求人情報が掲載されたのは2024年3月21日。その後、しばらくしてページは削除されましたが、日本の求人は勤務地が港区になっていることから、AppleストアではなくApple Japan本社に勤務するスタッフとして活動するようです。
業務内容をチェックすると、 企業向けにVision Proで何ができるのか使用例などを紹介して投資を促すとあり、個人ユーザーではなく企業向けにVision Proの販売促進を行うスタッフであることがわかります。
Appleの採用プロセスは求人募集を行ってから約1ヶ月ほどかかるということなので、スタッフの求人が行われたのが3月21日だとして、そこから1ヶ月後・・・Vision Proの発売は早くても4月末〜5月以降になると予想されます。
少し前、アナリストのMing-Chi Kuoさんは「米国でのVision Proの需要は落ち着いたので、Appleは米国以外の国でVision Proの発売を前倒しにするかもしれない」と予想していましたが、今回の求人情報はその予想を裏付けるものとなります。
その時のMing-Chi Kuoさんの予想では、Vision Proの日本での発売は6月のWWDCより前になると予想されていました。4月末〜5月中にはVision Proの日本発売について何らかの動きがあるかもしれません。
このところのAppleはネガティブなニュースがやたら多くて、まさに「泣きっ面に蜂」といった状態になっていますが、初物デバイスとなるVision Proは日本や中国の市場で受け入れられるのでしょうか?
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