2027年までにiPhoneのバッテリーは取り外し可能に、新しいバッテリーは容量アップにも期待

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EUでは、電化製品の新しい規制として「バッテリーを簡単に取り外し・交換ができる」ことが義務付けられます。この規制は2027年から始まる予定となっていますが、iPhoneはこの規制に対応するために、金属のケースに覆われたバッテリーパックを新型iPhoneに搭載することにしたようです。

金属ケースに覆われた新しいiPhone用のバッテリーパックは、先月リークされていますが、アナリストのMing-Chi Kuoさんによると、この金属ケースはステンレススチール素材だそうです。ステンレススチールのケースに覆われることで、バッテリーセルの密度をアップさせることができ、これまでのバッテリーと比べて5〜10%ほどアップしているということです。新しいバッテリーパックは、ステンレススチールのケースに覆われたことでバッテリー容量が大幅に増えていることになります。

バッテリーパックの着脱方法についてはまだ不明ですが、EUの規制に準ずるなら、ガラケーの頃のようにユーザーが簡単にバッテリーパックを交換できるようになるでしょう。この場合、防水機能に影響がありそうですが、GoProなどのアクションカムのように防水パッキンを使ったフタを開くと中にバッテリーパックがある構造なら特に影響はありません。

ユーザーがバッテリーパックを簡単に交換できるようになれば、iPhoneの製品寿命は飛躍的に向上することになるので、これまで以上に中古iPhone市場は活気づくことになります。その一方で、買い替え需要が一巡したあとは、新品iPhoneの売上はあまり伸びなくなるでしょう。

ステンレススチールのケースに覆われた新しいバッテリーパックは、iPhone 16の一部モデルから搭載され、iPhone 17では全てのモデルに搭載されると予想されています。ただ、iPhone 16の一部のモデルでバッテリーパックが交換できるようになるという噂は今のところ出ていません。

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