やらかす!GoPro HERO 13をゲリラ豪雨で水没させてしまった

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ゲリラ豪雨に遭遇して、買ったばかりのGoPro HERO 13の中に水滴が・・・。

普通なら雨くらいでは水没しないのですが、USB-Cで充電できるようにオープンタイプのフタに交換していたために、USB-Cポート用の穴やパッキンの無い隙間から水が侵入してしまったようです。(完全に自業自得)

まさかこんな状態になっているとは思わず、雨に濡れながらもしばらく撮影を続けていましたが、録画が中断して「復旧しています」といったエラーが表示されるようになり、異変に気づいてバッテリーのフタを開けてみると・・・バッテリーパックやmicroSDカードスロットにまで水が入り込んでいました…。

「もしかして終わった?」

慌ててバッテリーとmicroSDカードを抜いて、HERO 13をブンブンして中の水滴をできるだけ取り出してから帰宅して対策することに。

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フロントの液晶画面と保護パネルの隙間に水滴が入り込んでいます。

この部分は通気性がほぼないようで、カメラ用のブロワーや扇風機の風を当てても全く乾きません。

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バッテリー端子やmicroSDカードスロットの中の水滴は完全に取れたようです。

まだどこかに水が残っているかもしれないので、こういう場合は2〜3日ほどかけて完全に乾燥させてから使うのが鉄則です。

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・・・といいつつ、自己責任で通電チェックしてみました!

通電はするしフロントのLEDも点灯しているので、とりあえず使えるかもしれない感じですね。最悪、フロントの液晶は死んでいるかもしれないけど、まあ使えないこともないかと前向きに考えることにしました。

完全に乾燥させよう

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おかきの中に入っていた「乾燥剤」があったので、それを流用して乾燥させることにしました。

乾燥剤乾燥法は、水没したデバイスを乾燥させる最終工程で良く使われる方法で、2〜3日ほどこの状態で放置して完全に内部を乾燥させたのち、通電チェックを行います。

iPhoneなどのスマートフォンからスマートウォッチ、タブレット、ワイヤレスイヤホンなどが水没した時にも使える乾燥方法で、乾燥剤とケースはどちらも100円ショップで手に入るものでOKなので、コストも安くておすすめです。

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おかき乾燥ケースに一晩入れていただけですが、フロントの水滴は見事に消えていました。

乾燥剤すごいな。

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電源を入れてみると正常に動作しました。
フロント画面もちゃんと映り、懸念していた水垢のような汚れも残ること無く綺麗に復活できました。

手持ちの電化製品が水没したら

  1. 通電させずに水滴をタオルなどで拭き取る
  2. バッテリーやカード類は取り外す
  3. 扇風機などで風を当てて、できるだけ乾かす
  4. 乾燥剤をいっぱい入れたケースに入れて1〜3日放置

これで運が良ければ復活。
運が悪ければ水没デバイスの誕生となります。

ワイルドな手法としては「米びつ」にデバイスを入れるという方法もあります。

使ったあとの乾燥剤は?

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乾燥剤には「石灰」と「シリカゲル」の2種類あり、今回使用したのは「石灰」タイプでした。

「石灰」タイプは使い捨てで再利用はできませんが高い吸湿力が特長。「シリカゲル」タイプの乾燥剤は再利用することができます。電子レンジで温めたり天日干しすることで吸湿力が復活するので、なんども繰り返し使えるというメリットがあります。

  • 石灰:吸湿力が高い、再利用できない
  • シリカゲル:加熱すると再利用できる

強力な吸湿力の「石灰」タイプと、繰り返し使える「シリカゲル」タイプ。

よく見かけるのが「シリカゲル」タイプで、100円ショップの乾燥剤としても取り扱われており手に入れやすいですね。密閉できるケースが無くてもジップロックがあれば、そこに乾燥剤とデバイスを入れておくだけでも乾燥できるのでかなりお手軽です。

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デバイスを水没させた時は、米びつに突っ込まずに100円ショップやホームセンターに乾燥剤を買いに行きましょう。

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