Appleが過去最高の収益もiPhone売上は減少、微妙なAIと中国での不振が響く

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Appleが2024年10~12月期決算を発表。

売上高は過去最高の前年同期比4%増を更新しましたが、iPhoneの売り上げは減少し、特に中国市場での落ち込みが目立った結果になりました。

また、これまで好調だったウェアラブルデバイスのApple WatchとAirPodsもわずかに減少。その一方で、Mac、iPad、サービス部門は好調となっています。

iPhoneについては、欲しい人にはすでに行き渡った感があることから、Appleは買い替え需要を引き起こすため、iPhone 16シリーズにカメラコントロールボタンを初搭載しましたが、その効果は限定的なようです。

また、AI機能のApple Intelligenceについても、iPhoneの販売を大きく促進しているとは言えない状況です。

Apple Intelligenceの本格的な展開は4月以降になる予定で、日本でのサービス開始も4月以降になる見込み。Apple Intelligenceの機能の1つとしてSiriの機能改善もありますが、すぐには実現されない可能性があります。

3月から4月頃に発表が見込まれるiPhone SE 4は、iPhone 16と同じA18チップを搭載し、Apple Intelligenceに対応するiPhoneとしては過去最安値になる可能性があります。Appleは、このモデルを足がかりにApple Intelligenceの普及を目指しています。多くのユーザーにとっても、Apple Intelligenceに対応するために例年よりも高性能になったiPhoneを手頃な価格で入手できる絶好の機会といえます。

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