BloombergのMark Gurmanのニュースレターで、廉価モデルのiPhone SE 4についての最新情報が伝えられました。
- iPhone SE 4はApple Intelligenceをサポートする
- iPhone 14ベースで有機ELディスプレイを搭載する
- 2025年の初め頃に登場する
今年のモデルであるiPhone 15はApple Intelligenceをサポートしないのに、来年の春頃に登場する廉価モデルがApple Intelligenceをサポートするというのは、わずか1年前にiPhone 15を購入したユーザーからは不満が出そうですが、Apple Intelligenceをサポートするということは、少なくともiPhone 15に搭載されているA16チップよりも高スペックの新型チップを搭載しているということになります。現状、A16チップよりも高スペックのチップはA17 Proチップのみであることから、9月に発売されるiPhone 16に搭載されるA18チップと同じチップが搭載される可能性があります。
また、Apple Intelligenceを動作させるためには8GB以上のRAMが必須条件となるため、iPhone SE 4の主要スペックは以下のようなものになると予想されています。
- iPhone 14ベースの筐体、アクションボタン
- 有機ELディスプレイ、Face ID、ノッチあり
- 背面シングルカメラ(広角のみ)
- USB-Cポート
- A18チップ、8GB RAM
Appleは一巡したiPhone需要を掘り起こすために、新型モデルをApple Intelligence対応にしてくるようですが、それは廉価モデルのiPhone SE 4も例外ではありません。
参考として、現行モデルのiPhone SE 3の価格は429ドル〜579ドル、日本では62,800円〜84,800円。iPhone SE 3と同価格帯か100ドルアップ程度で登場するのなら、iPhone SE 4は見た目の目新しさはありませんがツールとして割り切るのなら非常にコスパの良いモデルとなり、2025年の売れ筋になることが予想されます。
- Source Bloomberg