
iOS および Android向けのスキャナーアプリとして定番の Microsoft Lens がサービスの終了を発表しています。2025年11月15日をもってAppStoreおよびGoogle Playから削除され新たにダウンロードすることができなくなります。
すでにダウンロードしているアプリも、2025年12月15日以降はスキャン機能が使えなくなり、スキャナーアプリとして完全に終了することとなります。
ユーザーに評価の高かったスキャナーアプリだけに、サービス終了のお知らせは非常に残念。
Microsoft Lensのサービス終了の理由は、Microsoft 365 Copilot アプリへのスキャン機能統合による移行を促すためで、代替としてMicrosoft 365 Copilotアプリが提案されています。
無料で使えるシンプルなスキャナーアプリとしてMicrosoft Lensを使用してきたユーザーにとっては、Microsoft 365 Copilotアプリへの統合はあまり好ましいものではありませんが、スキャナーアプリ自体はそんなに頻繁に使うものでもないので、同様の機能が無料で使えるのならMicrosoft 365 Copilotアプリへの統合も許容できるかなという感じですが、Microsoftにこだわる理由もないので、これを機に他のスキャナーアプリに移行するユーザーも出てきそうです。
代替となるスキャナーアプリでは、OCRが無料で使えるものとしてAdobe Scanがあります。

- DownloadAdobe Scan を App Storeで
文書の取り込みに最適化されたスキャナーアプリ。
Microsoftにこだわらなければ、Copilotよりこちらがいいかも。