薄型モデルiPhone Airの曲げ強度、ギッチリ詰め込まれた内部パーツも貢献

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IPhoneAir bunkai magetaisei 1

薄型モデルのiPhone Airの分解レポートをiFixitが公開。チタニウムのフレームに金属ケースに入ったバッテリーパックが詰め込まれ、無駄なスペースは一切ない設計になっていることが明らかになりました。ほとんどのパーツはモジュール式で交換が可能になっています。

iPhoneで最も薄型のモデルということで耐久性が気になるところですが、製品の状態での曲げテストは良好で、手で無理やり曲げようとしても曲がらないくらいの強度が備わっています。

IPhoneAir bunkai magetaisei 2
(image: iFixit)

これはチタニウムのフレームの強度によるところだけではなく、iFixitのテストによると、内部に配置されたバッテリーやロジックボードなどのコンポーネントも強度を高める効果があるということで、見た目よりも強度のあるiPhone Airですが、ちょっとしたウィークポイントもありまして、iFixitによるフレームのみの曲げテストでは、セルラーのアンテナラインからポキっとフレームが折れてしまっています。

IPhoneAir bunkai magetaisei 3

ステンレススチールのフレームでもアンテナラインの部分は強度不足ということになりますが、この曲げテストは内部コンポーネントを取り除いたフレームのみで行ったものなので、あまり現実的ではないかもしれませんが。

今年のiPhone 17シリーズは、すべてのモデルがeSIMオンリーになってしまいました。その理由としては、コストダウンバッテリーパックの面積の確保という2点があります。

薄型モデルのiPhone Airを見ると、内部コンポーネントはぎっちり詰め込まれているので、これ以上の空間を生み出すにはUSB-Cポートを排除し、完全ポートレス化へ進むしかないように思えます。

ただ正直なところ、そこまでしてバッテリー容量を増やす必要があるのかは疑問です。物理SIMとeSIMのデュアルSIM構成の方が圧倒的に汎用性は高いですし、バッテリーだって「半日〜1日持てば十分」というユーザーは少なくないはずです。

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