
マルチプラットフォームで動作する定番メディアプレイヤーの「VLC」を提供するVideoLANの社長であるケンプ氏が今後の開発プロジェクトについて語り、Apple Vision Pro向けのVLCの開発に取り組んでいることを明らかにしました。
「私たちは、すでにVLCのバージョンをVision Pro上で動作させています。」

マルチプラットフォームで動作する定番メディアプレイヤーの「VLC」を提供するVideoLANの社長であるケンプ氏が今後の開発プロジェクトについて語り、Apple Vision Pro向けのVLCの開発に取り組んでいることを明らかにしました。
「私たちは、すでにVLCのバージョンをVision Pro上で動作させています。」

Appleの初物デバイスということで、高額ながらアーリーアダプター(早期購入者)に爆発的な人気となったVision Proですが、現在、Appleストアの出荷日の目安は3〜5日であり、需要は一段落しています。
これについて、アナリストMing-Chi Kuoさんは「値下げされるか、より魅力的なアプリケーションが登場しない限り、米国での出荷台数の伸びは限定的だろう。ニッチな市場である。」と述べ、6月までに米国以外の国でVision Proが発売される可能性があると予想しています。
Apple Vision Pro向けに、通常のビデオファイルを立体的な「空間ビデオ」に変換できるツールが一般公開されています。
「vision utils」として公開されているもので、「空間ビデオ」と「空間写真」の変換に対応。AppleシリコンMacで動作します。

空間コンピューティングを推しているVision Proですが、現在のApple Vision Pro(visionOS 1)上では、Appleの純正キーボードであるMagic Keyboardの3Dモデル表示されないようになっています。
Meta Questでは、Magic Keyboardをペアリングすると3Dモデルが表示されるようになっているのに、AppleのVision Proでは3Dモデルは表示されないというあたりに開発途中で発売したことがうかがえますが、visionOSの自由度を活かして、ユーザーが自分で3Dモデルを使える環境を構築しています。

Apple Vision Proを使用しているユーザーの一部から「フロントガラスに亀裂が入った」という報告が挙がっています。コミュニティサイトRedditに寄せられている報告は複数件ありますが、どれも似たような状況で発生しており、亀裂が入った部分も共通しています。