バッテリー劣化を理由にiOSの計画的陳腐化問題を受けて、Appleは12月末までiPhoneのバッテリー交換費用を一律3,200円にしていますが、一部の国では「iPhone 6 Plus」の交換用バッテリーが在庫切れのため、3月末〜4月上旬まで交換受付は行われないということです。
参考として、ニューヨークにあるApple Storeでの現在の待ち時間は、「iPhone 6s」「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「iPhone SE」が即時交換となっていますが、「iPhone 6」と「iPhone 6s Plus」が2週間待ち。「iPhone 6 Plus」のユーザーはさらに待つ必要があります。
バッテリー交換費用の割引は12月末まで実施されているので、そこまで急ぐ必要がある人は多くないと思いますが、急を要する人にとってはちょっと困ったニュース。
では、日本ではどうなのでしょうか?
Appleの内部文書をソースとするMacRumorsの記事によると、「iPhone 6 Plus」の交換用バッテリーは世界的に不足しているといいます。
本当でしょうか?
先日、Appleサポートで見積もりを取った時は別にそんな記述は無かったので、再び見積もりをとってみました。
1月12日(金)時点での見積もりがこちら。
交換までの目安として3〜6営業日となっています。
普通ですね。
ただ、これは単なる見積もりなので、実際にはリペアセンターで在庫切れだったりするかもしれませんし、Apple Storeによっては在庫切れのところもあるかもしれません。
在庫不足に陥っているのはApple Storeのみで、Apple認定サービスプロバイダーにはまだ在庫があるようなので、もし在庫切れだったら色々回ってみるといいかもしれませんが、そこまでするのも何だかアホらしいので、しばらく様子見するのが良さそうです。
3,200円でバッテリー交換できるiPhoneは?
- iPhone 6, iPhone 6 Plus
- iPhone 6s, iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7, iPhone 7 Plus
- iPhone 8, iPhone 8 Plus
- iPhone X
iPhone 5やiPhone 5sは対象外なので8,800円。
- 1台につき1回まで
- 2018年12月31まで
- 消費税込みで3,456円
- Source Mac Rumors