iOS 15.4パブリックベータ4より、AirTagのセットアップ時に注意喚起が表示されるようになりました。
AirTagは、あなたの所有する持ち物を追跡することのみを目的としています。
AirTagを使って同意なしに人を追跡することは、世界中の多くの地域において犯罪となります。
そのような被害にあっている人はAirTagを検出できるように設計されており、また法執行機関/警察はこの持ち物の所有者の身元が分かる情報を要求できるようになっています。
AirTagは、iPhoneから収集した匿名の位置情報をもとに、「探す」アプリで現在位置を逐一把握できるスマートタグ(忘れ物防止タグ)です。
Appleは、このAirTagを悪用して第三者の位置情報を把握しようとするユーザーへの対応策として、プライバシーを強化する機能と悪用された場合に法執行機関と連携する取り組みを明らかにしていました。
iOS 15.4より、その機能が徐々に実装されていくことになります。
AirTagをセットアップすると。
注意書きが表示され、同意しなければ先に進めません。
これでAirTagの悪用が減るといいですね。