iPadOS 16がステージマネージャ絡みで開発に遅れ、iPadOS 16.1として10月正式リリースに

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本日、開発者向けにiOS 16ベータ7がリリースされました。

バグ修正を含むアップデートで、具体的にどの部分が修正されたのかなどは明らかにされていません。iOS 16ベータ版を適用してから、Lightning接続の外部マイク「Shure MV88+」を正常に認識しなくなったので、何らかの不具合はiOS 16ベータ7になってもまだ残されているようです。

なお、公開ベータ版へのアップデートはまだですが、今後1週間以内には行われるとみられます。

  • iOS 16.0:ビルド番号(20A5356a
  • iPadOS 16.1:ビルド番号(20B5027f

iPadOSについては、バージョンがiPadOS 16.0→iPadOS 16.1へと変わっています。

Ios16 beta7 ipadOS16 1 01

Appleのリリーススケジュールは、これまで9月の新型iPhone発表と同じタイミングでiOSとiPadOSの最新バージョンが正式リリースされてきましたが、今年はリリースサイクルが変更され、9月に正式リリースされるのはiOS 16のみで、iPadOS 16は10月後半に正式リリースされることになりました。

そのため、iPadOSだけバージョンが異なっているようです。

iPadOS 16のリリースが1ヶ月遅れて、iPadOS 16.1としてリリースされる事になった理由としては、新機能のステージマネージャでいくつかの不具合が発生していたことがあるようです。ステージマネージャは、複数のアプリをウィンドウで表示して複数ウィンドウで利用したり、シームレスにアプリを切り替えられるmacOSのような機能で、M1チップ搭載iPad ProとM1チップ搭載iPad Airのみで使える新機能です。

IOS16 sep7 iPadOS16 oct 03

本日リリースされたiPadOS 16.1ベータ版では、ステージマネージャでフルスクリーン表示中にジェスチャーでサイドレール(立ち上げているアプリの一覧)を表示できるようになるという調整が加えられていて、10月後半の正式リリースまでに、さらに新機能が追加され完成度が高まるかもしれません。

  • iOS 16:9月上旬に正式リリース
  • iPadOS 16.1:10月下旬に正式リリース

ステージマネージャはiPadOS 16.1とmacOS Venturaで動作する機能なので、リリースタイミングも同じになるでしょう。

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