空間ビデオより魅力的?空間写真をiPhoneで撮影して楽しむVision Proユーザー

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Convert SpatialPhotos 5

Apple Vision ProとiPhone 15 Proの組み合わせで「空間ビデオ(Spatial Videos)」を楽しむことができるというのはAppleが大々的に宣伝しているセールスポイントの1つです。

それと同様に、写真も「空間写真(Spatial Photos)」として楽しむことができますが、なぜか空間写真だけはiPhone 15 Proの標準のカメラアプリでは空間写真の撮影はできず、Vision Pro本体でのみ撮影できることになっています。(iOS 18の新機能としてiPhone 16に実装される可能性はありますが)

しかし、Vision Proのカメラで撮影した空間写真はクオリティがあまり高くないため、Vision Proを購入したアーリーアダプター達は、iPhoneで空間写真を撮影できる専用アプリを使ったり、2D写真を空間写真に変換するアプリを使って空間写真を楽しんでいるようです。

空間写真を撮影する(iPhone用)

App Storeには、2023年にリリースされた「Spatialify」というアプリがあります。

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こちらのアプリでは、iPhone 15 Proと15 Pro Maxのみで空間写真の撮影ができます。(2024/02/18現在)

2D写真を空間写真に変換する(Vision Pro用)

Vision Pro App Store には、2D写真を空間写真に変換する「Spatial Toolkit」と呼ばれるアプリもあります。

Convert SpatialPhotos 4

こちらは最先端の AI を使用して、写真に真の奥行きを与えるアプリになります。

空間写真は、Vision Pro以外には通常の2D写真として表示されます。ファイルフォーマットがHEICなら、ファイルサイズも通常の2D写真とほとんど変わりません。フォトレタッチアプリに読み込んで編集する時は、通常の画像ファイルと同じ扱いになります。Vision Proで表示すると立体的な写真として表示されるので、空間ビデオとはまた違った思い出の記録方法として面白みがあります。

将来的には、iOSやmacOS、visionOS に直接組み込まれたAI機能を使って、通常の2D写真から空間写真に変換できるようになることが期待されています。

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