Appleの純正アプリとして「Final Cut Camera」がリリースされています。
iPad用のビデオ編集アプリFinal Cut Proの補助として使うビデオカメラアプリということですが、実は単体でも使うことができます。
UIはよくあるビデオカメラアプリ。
マイクインジケーターやバッテリー残量の表示などがあり、手ぶれ補正を使うこともでき、iOS標準のカメラアプリよりも少し本格的な印象。でも、Blackmagic Cameraと比べるとシンプルなので、とっつきやすさがあります。
設定もシンプル。
手ぶれ補正のON / OFFはここで設定。オーディオからはどのマイクから音声を拾っているかを確認できます。
(露出オーバーインジケータとフォーカスピーキングをONにするには、A13 Bionicチップ以降を搭載したiPhoneまたはiPadが必要です)
Final Cut Proを使っているiPadに接続すると、最大4台のiPhoneまたはiPadを使ってマルチカムで同時録画可能。撮影と編集までシームレスにこなせるので、それが最大の特長。
iPhoneで使うビデオカメラアプリとしての評価は、標準カメラアプリ以上〜Blackmagic Camera未満となり、率先してこれを使うことは無さそうですが、iOSアップデートなどでBlackmagic Cameraに不具合が生じた時の代替アプリとしてインストールしておくといいかも。
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