「iPhone 8」の有機ELパネル生産に遅れ、ワイヤレス充電モジュールの開発にも遅れ

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(Photo: Benjamin Geskin)

これまでにも「iPhone 8」の生産が遅れているという噂は幾つか出ていますが、Nikkei Asian Reviewがアナリストやパーツメーカー関係者からの情報を掲載。やはり生産が遅れているというのは確かなようです。

「iPhone 8」用の有機ELディスプレイを供給するパーツメーカーは韓国のSamsung。
Samsungは、2017年中に「iPhone 8」用の有機ELディスプレイを7,500万ユニット供給する予定ですが、生産に1〜2ヶ月遅れが生じる可能性が高いといいます。

当初のスケジュールでは、5月に生産が開始される予定でしたが、現在のスケジュールでは6月末または7月に延期される可能性が高いのだそう。生産が遅れると生産されるユニット数も少なくなり、発売されてから暫くは供給不足に陥る可能性が高くなります。

また、内蔵ストレージに使用されているNANDフラッシュメモリの供給にも不安が残ります。世界的にNANDフラッシュの需要が高まっていることから、こちらも供給不足に陥るのでは?と懸念されています。

さらに、「iPhone 8」で初搭載されるワイヤレス充電のパーツメーカーの関係者からは、ワイヤレス充電モジュールが過熱して正常に機能しないという問題にぶち当たっており、これを解消するためにかなり苦戦しているとのことです。

パーツの供給不足による発売延期、品薄、価格高騰が予想されますし、電源・バッテリー周りでちょっと問題ありということで、初期ロットの「iPhone 8」は避けた方が無難かも?

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