(自分も含めて)ごく一部のユーザーから超絶待望されていた、GoPro HERO 7 Blackのファームウェアアップデートが来ました!!
8月14日付けでリリースされたバージョン1.80。
ユーザビリティの改善を含むアップデートになります。
- メディア ギャラリーのスライダーの使用時に生じる早送り/早戻しの問題を解決しました。
- ソフトウェアの更新時や、特定の設定での録画後にカメラを回転させた時に生じるフリーズの問題を修正しました。
- 一般的なバグ修正をおこないました。
といった感じで、リリースノートに音ズレバグについての記載は一切ありません。
【音ズレバグとは?】GoPro HERO 7 Black特有のバグで、マイクアダプターに外部バッテリーを接続しつつハイパースムーズをONにして動画撮影すると音がズレて録画される症状のこと。
まさか、闇に葬るつもりか?
とりあえずアップデートしてみよう。
GoPro HERO 7 Blackを最新ファームウェアにする
USB-Cケーブルで接続。
デスクトップ用アプリのGoPro Quikを起動します。
カメラを認識して暫く待つと、最新のファームウェアに更新するメッセージが上部に表示されるので、そこをクリックします。
ファームウェアアップデートの間はケーブルを抜いたりしないように注意。
だがしかし・・・Quickは更新中のままフリーズ。
カメラの方は再起動して通常モードに戻っていたので、ファームウェアアップデートに成功したとみてQuickを終了させました。
色々とGoProクオリティだなぁ。
音ズレバグは修正されたのか?
そんなこんなで、晴れてバージョン1.80になったGoPro HERO 7 Black。
果たして音ズレバグは修正されているのか?
確認するポイントは2つ。
- マイクアダプター+外部バッテリーで音ズレしないか?
- さらにQuikCaptureで音が録音できるか?
QuikCaptureは、録画ボタンを押すだけで自動的に電源がONになり録画が開始されるという便利な機能です。これまではマイクアダプターと外部バッテリーを使用している場合、音が一切録音されないという不具合がありました。
これまではOFFにしていたので、設定で再びONにします。
GoPro本体からバッテリーを抜き、マイクアダプターに外部バッテリー(モバイルバッテリー)を接続。
そして、録画チェック!
電源を入れて録画ボタンを押し、手を叩いて音ズレの確認。
再び電源をOFFにして録画ボタンだけを押し、録画開始。
さあ、どうかな?
結果は・・・
ちゃんと修正されてるーーーーーーー!!
完璧にいけるーーーーーー!!
というわけで、外部バッテリー使用時でも音ズレは一切なく、また、QuikCaptureで録画した場合でも録音されていました。
9月に新型のHERO 8が登場するという、このタイミングでの音ズレ不具合修正。まさか来るとは思っていませんでしたが、HERO 7 Blackユーザーにとっては絶対にアップデートしておくべきファームウェアとなっています。
でも思えば、1年前にHERO 7 Blackが発売されてから、今の今まで放置されていたんですよね。そりゃ、純正のバッテリーパックを買わせるためにわざと放置してたんじゃないのか?とか疑心暗鬼にもなりますよね。
ともあれ目の上のたんこぶ的なバグは解消されたわけで、これからHERO 8が発売されて、値下がりしたHERO 7 Blackを狙っている方にとっても不安材料がなくなったんじゃないでしょうか。
- Source GoPro Official Website