povo 2.0のトッピングありの状態とトッピングなしの状態で通信速度はどのように変わるのか?
時間帯別にスピードテストを行い、チェックしてみました。
結果から言うと、ダウンロード速度は一定の速度が出るので不満はありませんし、時間帯によっては上のサムネイルのように爆速になることもあります。しかし、アップロード速度に関してはどの時間帯でも遅いです。これは、以前契約していたUQ mobileやahamoと比べてもかなり遅いレベルになります。
povo 1.0の頃からアップロード速度は遅めでしたが、povo 2.0ではさらに遅くなっている印象を受けました。トッピングありでも遅いので、ライブ配信などを行う回線としてはあまりオススメできません。
トッピング無しのスピードテスト結果
最大128kbpsですが、実測はこんなものです。
Webサイトの読み込みもかなり時間がかかりますし、画像ファイルは上から徐々に表示されていきます。
「まるで20年前のインターネットだ・・・」
ノスタルジーを感じたいなら、ぜひトッピングなしで使ってみよう!
トッピング有りのスピードテスト結果
トッピングをしてデータ容量が残っている状態では、基本的に速度制限はありません。ただし、短期間で連続して大容量のデータ通信を使うと速度制限がかかるので、常にこの速度で使いまくれるわけではありません。
1日の中で最もスピードが速かったのは、早朝です。
スピードが速いといってもダウンロード速度のみですが、4G回線なのに114Mbpsも出ています。だがしかし、アップロード速度はめちゃくちゃ遅くて、アンバランスな結果になってしまいました。
6:30頃までは、この速度が出ていました。
13:59。
お昼のピークタイム過ぎ。
この時間帯もダウンロード速度が結構出ます。
夕方17:00。
18:00、夕方のピークタイムに入りましたが、なぜか逆にアップロード速度が上がりました。
18:56。
20:29。
夜のピークタイムですが速度は安定しています。
ダウンロードとアップロードの速度がちょうどいい具合ですね。常にこのくらいの速度が出てくれればいいのですが。
21:30。
アップロード速度が怪しくなってきました。
22:52。
ダウンロード速度も落ちてきました。
1日を通してみると、ダウンロード速度は50Mbps前後は常に出ていますが、アップロード速度は5Mbps前後であることが多く、たまに10Mbps以上になるという感じで、上りの回線はかなり絞られていることが分かりました。速度制限されていない状態でこの速度はちょっとキツいものがあります。
以前のpovo 1.0でデータ使い放題24時間を使ってみたところ、3GB程度で速度制限がかかりましたが、その際のアップロード速度は1Mbpsを切る速度にまで落ち込みました。povo 2.0でも通信速度制限に引っかかった場合は、同様の速度にまで落ち込む可能性が考えられるので、利用の際はちょっと注意したほうがいいでしょう。
どちらにしても、povoは基本的にアップロード速度はかなり遅いという認識で間違い有りません。利用者が増えてくると、どうしても回線を専有するユーザーが出てくるので、その対処法として通信速度制限機能が設けられているわけですが、povoは少々それがキツいように感じました。