2018年にバッテリー交換したiPhoneは1,100万台(例年は100〜200万台)売上に影響?

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IPhonebattery check

昨年、Appleが実施したiPhoneのバッテリー交換費用を3,200円に値下げするプログラムの影響はどうだったのでしょうか?

バッテリー交換費用の値下げは、2018年1月下旬〜12月末まで、ほぼ1年間実施されました。

1月3日に行われたAppleの株主総会では、2018年にバッテリーを交換したiPhoneは約1,100万台だと発表しています。例年であれば約100〜200万台程度だといいますから、5年〜10年分のバッテリーを1年間で交換したことになります。

2018年モデルの「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」が売上不振に陥った原因の一つとして、多くのユーザーがiPhoneのバッテリーを交換したことで買い替えしなかった為だとされていますが、本当にそうなのでしょうか?

確かにこのバッテリー交換プログラムの影響は少なからずあったでしょうが、それ以上に「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」に買い換えるほどの価値が見いだせなかったユーザーが多かっただけともとれます。

バッテリー交換プログラムが実施されていたとしても、実際には多くのユーザーがまず新型iPhoneの発表を待ったはずです。

スペックやマシンパフォーマンス、使い勝手や価格などを吟味して、その上で必要ないと判断して、手持ちの旧型iPhoneのバッテリーを新品に交換して使い続けることを決めたパターンも多いのでしょう。バッテリー交換プログラムは1年間も実施されていたのに、年末にバッテリー交換作業がめちゃめちゃ混雑したということが、その証拠です。

バッテリーを交換すれば2年間は使えるようになります。
「iPhone 7」以降の機種ならパフォーマンスも気にならないでしょう。

Appleは馬鹿なことをしたなと見る人もいますが、iPhoneユーザー的にはAppleに対する信頼感は高まったはずです。(その前に計画的陳腐化があるので、プラマイゼロかもしれないけど)長期的に見ればAppleユーザーを増やすことに繋がるかもしれませんし、2019年モデルが魅力的なら、2年ごとの買い換えサイクルを迎えたユーザーにプラスして今回バッテリーを交換したユーザーも加わることも考えられます。

早くも2019年モデルのiPhoneの噂がチラホラ出ていますが、多くな変化としては、ディスプレイ内蔵でTouch IDが復活、3D Touchが廃止されUSB-Cポート採用という感じ。本体デザインは2018年モデルの「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」から大きく変化しないということで、あとは価格がどうなるかですね。

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