
Appleは、2024年に登場するMacBook Proに搭載されるM3 Maxチップのテストを開始したとBloombergが伝えています。
先日、M3チップのテストがMac miniで行われていると伝えられましたが、それに続く新型Macの情報となります。

Appleは、2024年に登場するMacBook Proに搭載されるM3 Maxチップのテストを開始したとBloombergが伝えています。
先日、M3チップのテストがMac miniで行われていると伝えられましたが、それに続く新型Macの情報となります。

Bloombergが配信したMark Gurmanのニュースレター「Power On」によると、AppleはM3チップを搭載するMac miniのテストを実施しているということです。
そのモデルに搭載されているM3チップは、8個のCPUコアに10個のGPUコア、24GB RAMを内蔵しているSoCで、これがM3チップの最大構成であると考えられています。
コア数はM2チップと同じですが、RAMが8GB→24GBへと大幅に増加されている点に注目。もちろんプロセスが5nm→3nmにシュリンクされているので、より省電力で低発熱になることにも期待できます。

Appleが2023年4〜6月期の決算発表を行いました。
売上高は前年同期比で1.4%減とわずかに減少しただけですが、ハードウェアの販売がかなり減少していて、iPhoneは2.45%減、iPadは19.84%減、Macは7.33%減となりました。中国市場で好調だったApple WatchやAirPodsなどのウェアラブルデバイスは2.47%増でした。

Appleが独自の生成AIツール「Apple GPT」を開発しているとBloombergが伝えています。
AIチャットボットの分野では、MicrosoftはOpenAIのGPTをベースにしたBing AI、Googleは独自のBard、AmazonはAWSにAIを導入していたりと大手ハイテク企業がAIへの取り組みを急速に進めている中で、Appleはこれまで沈黙を守ってきました。
AppleにとってのAI関連のニュースは、今回は初めてとなります。
今年の10月に、新しいM3チップ搭載Macが登場するとみられています。
これについての新情報を伝えるBloombergの記事によると、M3チップを搭載する初めてのMacとしてはiMac、13インチMacBook Air、13インチMacBook Proになるとのこと。iPadについては、有機ELディスプレイを搭載するM3 iPad Proが来年に登場予定ということです。また、スペックを向上させたiPad Airも開発中ということで、こちらは順番でいけばM2チップ搭載モデルとなりますが、登場時期によってはM3チップ搭載の可能性もあります。