新型MacBook Proに搭載されるM2チップ(仮)は5nmプロセスで7月頃から生産開始

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M2chip 2021

AppleシリコンMacとiPad Proに搭載されているM1チップ、その次世代チップとなるM2チップ(仮称)についての報道が日経アジアによって行われました。

M2チップ(仮称)は、今年の後半に登場が予定されている新型MacBookに搭載される予定となっており、それに間に合わせる為に早ければ7月にも生産が開始されるということです。

新型MacBookというのは、おそらくMacBook Proのことでしょう。M2チップ(仮称)とされているチップは、これまでM1Xチップとして噂されていたものと同じです。

M2チップ(仮称)は、M1チップと同じ5nmプロセスで台湾のTSMCが生産を行います。

生産には少なくとも3ヶ月かかるため、秋から冬に発売するモデルに搭載するには夏頃には生産を開始していないといけないということで、7月頃から生産が開始されるというわけです。

日経アジアの記事ではM2チップ(仮称)と表記されていますが、5nmプロセスのまま変わらないので、M1チップと比べてそこまで劇的な変化は無いでしょう。M1Xチップとして噂されているスペック(CPUコアとGPUコアを増やして性能をアップさせたもの)に落ち着くんじゃないでしょうか。

実際、M1Xチップが搭載されると言われていた新型iMacは、M1チップのまま登場しましたし、iPad Proにまでそのまま搭載されたりして、M1チップの開発費の回収をしているように見えますよね。

今年後半に登場するという新型MacBook Proには、iPad Proと同じくミニLEDディスプレイが搭載され、SDカードスロットやHDMIポートといった拡張性が復活し、MagSafe充電に対応すると言われています。SoCのパフォーマンス以外でも魅力的な製品になることが期待されています。

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