iOS 18の正式リリースが9月17日に予定されています。
同日、iPadOS 18、macOS 15、watchOS 11も正式リリースされ、各種デバイスのソフトウェアアップデートから無料でアップデートすることができるようになります。
これは、9月20日に発売されるiPhone 16やApple Watch Series 10に先駆ける形となり、旧デバイスの所有者が最新バージョンのOSにアップデートできるのは、ちょっとした特典になるかもしれませんが、ベータ版はすでに配信されているので、そんなに特典というほどでもありません。
肝心のAI機能のApple Intelligenceは、10月より米国で解禁され、12月にはオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、英国でも(英語で)利用可能になります。日本語での提供開始は2025年に予定されており、まだまだ先の話になります。ベータ版ではOSの言語を「英語」に変更すれば日本国内でもApple Intelligenceを利用できるようになったので、実はそれほどハードルは高くないように思えますが、Siriのリスニング能力はガチなので日本人のなんちゃって英語の発音だと正常に聞き取ってくれないという問題があります。見方を変えれば、Siriを使って英会話の練習もできそうですが。
AI機能を除いても、iOS 18ではコントロールセンターのカスタマイズの自由度がアップしてサードパーティのアプリアイコンを配置できるようになったので、以前よりもかなり便利になりました。ロック画面のアプリアイコンも変更できるので、旧モデルのiPhoneでもiOS 18へのアップデートによる恩恵はかなり大きいと感じます。