
トランプ政権は、相互関税(トランプ関税)の対象からスマートフォン、コンピューター、ディスプレイなどの電子機器と半導体を除外することをサプライズ発表しました。
これにより、iPhoneやiPad、MacなどのApple製品は中国で製造された物であっても145%の関税の適用を免除されることになります。

トランプ政権は、相互関税(トランプ関税)の対象からスマートフォン、コンピューター、ディスプレイなどの電子機器と半導体を除外することをサプライズ発表しました。
これにより、iPhoneやiPad、MacなどのApple製品は中国で製造された物であっても145%の関税の適用を免除されることになります。

トランプ関税発動の初日、トランプ大統領が関税の90日間停止を宣言したことを受けて、しばらくの猶予期間ができたとして安堵感が広がっています。
数日に渡って暴落していた米国株、日経、ドル円、仮想通貨など金融商品がやや回復の兆しを見せ、20%近く下げていたAPPLの株価も回復しつつあります。

トランプ関税の影響で、米国ではiPhoneの価格が200ドル以上値上がりする可能性が懸念されています。このため、値上がり前にiPhoneやiPadなどのApple製品を購入しようとする動きが一部のユーザーで広がっているようです。
Appleストアの店員たちは「iPhoneはいつ値上がりするのか?」という質問を頻繁に受けており、消費者の間で不安が高まっている様子が伺えます。この状況は、Apple製品の需要を一時的に押し上げる要因となっているようです。

Appleは、ハイエンドモデルのiPhoneの開始価格を999ドルに維持してきました。これは2017年に発売されたiPhone X以来、変更されていませんが、今回、トランプ関税の影響によりiPhone 17 Proの開始価格が引き上げられる可能性が浮上しています。

今年、2025年モデルのMacやiPad Proに搭載される M5チップ は、開発の最終段階に入っており、まず最初のデバイスとしてiPad Proが予定されています。
iPad Proは、M2チップ搭載モデルが2022年10月、M4チップ搭載モデルが2024年5月に発売されていて、どのタイミングで登場するのかに注目ですね。また、その次のモデルとして、MacBook Proが今年後半に登場するといわれています。