
搭載するRAMを8GBと16GBの2種類から選べるM1 Mac。
実際に2万円の差はあるのか?
それは、行う作業によって変わってきます。
2台のM1 MacBook Proを使って比較した動画によると、Xcodeでのコンパイル、Lightroom ClassicでのRAWデータの書き出しなどでは僅かな差しかみられませんが、Final Cut Proで8Kビデオを4Kで書き出した場合は、8GBより16GBの方が約2倍速く作業が完了しています。

搭載するRAMを8GBと16GBの2種類から選べるM1 Mac。
実際に2万円の差はあるのか?
それは、行う作業によって変わってきます。
2台のM1 MacBook Proを使って比較した動画によると、Xcodeでのコンパイル、Lightroom ClassicでのRAWデータの書き出しなどでは僅かな差しかみられませんが、Final Cut Proで8Kビデオを4Kで書き出した場合は、8GBより16GBの方が約2倍速く作業が完了しています。

AppleシリコンMacでeGPUがサポートされる日は来るのか?
ここが気になって、M1チップ搭載Macの購入に踏み切れないという人も多いと思います。
eGPUとは、小さな電源入りの筐体の中にグラフィックボードを差し込んでThunderboltで接続することで、デスクトップ用の強力なグラフィックボードが使えるようになる外部GPUの仕組みです。WindowsのゲーミングノートやMacで利用されています。
MacBookシリーズやMac miniなどのGPUがショボいモデルでも動画編集やゲームができるとして、eGPUは必要とされてきましたが、M1チップ搭載Macとして登場したMacBook Air / 13インチMacBook Pro / Mac miniの3モデルでは、eGPUは使えなくなってしまいました。

M1チップを搭載するMacで、クリーンインストール時にパーソナライズエラーが発生する現象について、Appleが公式に対策方法を公開しています。
それによると、macOS Big Sur 11.0.1にアップデートする前にOSを消去した場合にのみ発生するエラーということで、クリーンインストールの前にソフトウェアアップデートを行った場合は、このエラーは発生しないようです。
このエラーが発生してしまった場合は、起動ディスクで起動してからターミナルからコマンド入力を行うことで復旧できるということです。
M1チップを搭載したMacでmacOS BigSurクリーンインストールしようとしたところ、パーソナライズに失敗しましたというエラー表示が出て、復元できなくなってしまったという報告が挙がっています。

↑「ソフトウェアアップデートのパーソナライズに失敗しました。再試行してください。」というエラー表示が出て、macOS BigSurのインストールができなくなった例。
SSDのパーティションを削除してからのクリーンインストールを行ったことが原因のようです。
復元する方法もありますが、そのためには別のMacが必要になるということで、1台しかMacを持っていない場合は復元することができない状態に陥る可能性があるので注意が必要です。

M1チップを搭載したMacBook Airと13インチMacBook Proの分解レポートを、iFixitが公開しました。
まずMacBook Airからチェック!
2020年に発売されたIntel版のMacBook AirとM1版のMacBook Airを比較すると、基本的な内部構造は同じですが、ファンレスになったM1版のMacBook Airの方には、当然ですが冷却ファンがありません。また、ロジックボードはIntel版の半分くらいの大きさになっています。

M1版には冷却ファンがない代わりに、M1チップの冷却を行うアルミ製のヒートスプレッダが延長されていて、ロジックボードの隙間を埋めています。
ヒートシンクとも言えない単なる板状のアルミですが、これだけでも十分冷却できるということでしょうか。